心まにまに

き・き・きのこ…

先日、1年星組の生活科の授業に入りました。

 

季節は秋、

「秋の食べものには、

 どんな物があるかなぁ?」

と尋ねると、たくさんの手が挙がりました。

「ぶどう」、「なし」、「さつまいも」、

「かき」、「きのこ」、「たけのこ」…、

「ん? たけのこって、秋?」

「あ~、ちがった、春だぁ!」

 

…仕切りなおして、

 

「さんま」、「うなぎ」うなぎ…?

「まぐろ」まぐろ…??

「ちょっと待って、

 それは、好きなおすしでしょ!」

 

そんな楽しいやりとりをしながら、

たくさんの秋の味覚を黒板に書きました。

 

「では、この中から、

 今日は『きのこ』をみんなで食べよう!

 …じゃなくて、作ろう!」

 

折り紙で、きのこを折るのです。

1人1枚の折り紙を配り、

作り方を説明しました。

 

途中、

「あれ? 分かんなくなってきた…」

という声も聞こえましたが、

そんなときは隣や前後の席の友だちが

サッと手助けをしてくれます。

こういう姿がうれしいですね。

 

さて、

出来上がったきのこに顔を描きました。

「先生、見て~!」

と、大勢がアピールしてきます。

「ウインクしてるのがかわいいよね。」

「きのこの頭の模様がおもしろい!」

と、具体的に褒めてあげると、

どの子もニコニコ顔になります。

 

 

可愛い作品が揃ったので、

それぞれのロッカーの上に飾ってみましょう。

 

 

このあと、

「もっと作りたい!」

「おうちに連れて帰りたい!」

と言うので、おうちへのお土産用に

もう一つ、折りましたよ。

 

久しぶりに、教壇から子どもを前にして、

楽しい時間でした。