心まにまに

これ、あげる。

昨日、学校の廊下を歩いていると、

低学年の女の子が

折り紙を見せてくれました。

ていねいに折っています。

「これで、占いができるよね。」

と、言うと、

「あ、知ってる!

 数字を書くんでしょ?」

「そう、そう!」

しばらく、そんな話のあと、

「それ、あげる。」

「え、いいの?」

「いつでも作ることができるから!」

と、ありがたくいただきました。

 

お昼には

3人の4年生が教員室にやって来て、

「サンタの絵をください。」

と、おねだりされました。

以前に描いたものがあったので、

カラーコピーをして渡しました。

 

そして、今日の朝休み、

1年生の教室を覗くと

お店屋さん遊びをしていました。

最近、教室で流行っているようです。

「はい、どうぞ。」

と、ここでもいただきました。

小さくて、かわいい「たこ焼き」。

「もらってもいいの?」

「いいよ~!」

ありがたく、いただきました。

お母さんと一緒に作ったそうです。

 

山の学舎から帰ってきた次の日、

わざわざ教員室まで

引率のお礼の手紙を持ってきてくれた

3年生もいました。

すぐに、お返事を書きました。

 

あらためて考えれば、

子どもからいろいろなものを

もらったり、

逆にあげたりしています。

些細なやりとりなのですが、

心がほっこりする

大切なコミュニケーションです。