心まにまに
2023/06/07
でーんでん、むーしむし…
2年生の中に
私の顔をみると手を振ってくれる
愛想のいい男の子がいます。
かならず、
「とうきょうせんせ~い!」
と声をかけてくれます。
東京先生…、おそらく、
教頭先生と言いたいのでしょう。
面白いので、そのままにして
「はーい!」
と手を振り返しています。
教員室にいると
音遊室から歌が聞こえてきました。
「でんでんむしむし かたつむり
おまえのあたまは どこにある
つのだせやりだせ あたまだせ…」
唱歌『かたつむり』ですね、
梅雨時に歌われる歌です。
でんでんむしの「でんでん」、
この言葉の語源は、
なかなか殻から出てこない
かたつむりに
「出ろ出ろ」
「出よ出よ」
と言っていたのが、
「でんでん」に変化したようです。
このように、
発音しやすい言葉に変わることは
よくありますよね。
私も、いつか、
「東京先生」
となるかもしれません。