心まにまに

でーんでん、むーしむし…

2年生の中に

私の顔をみると手を振ってくれる

愛想のいい男の子がいます。

 

かならず、

「とうきょうせんせ~い!」

と声をかけてくれます。

 

東京先生…、おそらく、

教頭先生と言いたいのでしょう。

面白いので、そのままにして

「はーい!」

と手を振り返しています。

 

教員室にいると

音遊室から歌が聞こえてきました。

 

「でんでんむしむし かたつむり

 おまえのあたまは どこにある

 つのだせやりだせ あたまだせ…」

 

唱歌『かたつむり』ですね、

梅雨時に歌われる歌です。

 

でんでんむしの「でんでん」、

この言葉の語源は、

なかなか殻から出てこない

かたつむりに

「出ろ出ろ」

「出よ出よ」

と言っていたのが、

「でんでん」に変化したようです。

 

このように、

発音しやすい言葉に変わることは

よくありますよね。

 

私も、いつか、

「東京先生」

となるかもしれません。