心まにまに

伝えること、伝えあうこと

平成27年度、

私は4年生の担任となりました。

 

年度はじめに、クラスの子どもに

「初めてのことだけれど、

 この1年間、

 毎日、学級通信を発行します!」

と宣言しました。

 

その理由。

①多感な時期の子どもとの接し方を

 保護者の方と共有するため。

②クラスの子どもの様子を

 観察することに繋がるため。

③今までの経験の上に

 あぐらをかいて過ごす自分に

 ムチ打つため。

④学級通信を読み返すことを

 老後の楽しみにするため(笑)。

 

教師は、子どもに

学習や生活態度を指導する、

それだけが仕事ではありません。

その様子や成果を

保護者に伝えることも大切です。

それは、通知票の数行の所見だけで

伝えることは無理です。

また、教室での話題は

新鮮なうちに発信すべきだと思います。

 

日々学級通信を発行していると、

保護者の皆様からの声、ご意見を

お手紙等で戴くようになりました。

そのやりとりで

信頼関係を築くことができ、

1年間、子ども、保護者の皆様と

和やかに過ごすことができました。

…自分にムチを打って良かった。

 

年度末にいただいた、

保護者の方からのメッセージ。

 

 

嬉しいですね。

この感謝状は宝物です。

その年度以降、担任をしたクラスでは、

毎日の学級通信発行を

実践するようになりました。

 

ところで、

久しぶりに当時の学級通信を

読み返そうと探したのですが、

見当たらないのです。

どこに片づけたかな?

老後の楽しみなのに…。