心まにまに
2023/10/24
拾ってきたよ!
低学年の子どもが
「先生、こんなのが落ちてました。」
と、拾いものをして
届けてくれることがあります。
スモックのボタン、
剥がれたシール、
購買部で買うもののメモ…
と、いろいろありますが、
なかには、とても小さなものを
見つける子もいます。
先日は、1年生が
ダンゴムシの赤ちゃんを見つけて
得意そうに見せてくれました。
白くて、1㎜ほどの大きさです。
こんな小さな生き物を、
よく見つけるものだと感心します。
小さな子どもは、
地面と目の距離が近いから
よく気づくのでしょうか?
さて、そろそろ
「こんなの拾ったよ~!」
の季節です。
拾ってくるのは、
まずは、赤く色づいた葉です。
専用通路の桜の紅葉が始まりました。
紅色があざやかで
虫食いの跡がないものは、
子どもたちにとって宝物です。
ベル広場のメタセコイヤの葉。
今は緑色ですが、
気温がさがるのに合わせて金色になり、
その葉を落とします。
この葉をたくさん集めると、
フカフカのクッションになります。
また、メタセコイヤは、
独特の形の実を落とします。
「三つ集めるとね、
ミッキーマウスの顔ができるよ」
と1年生に話すと、
「どうやって作るの~?」
と尋ねてきます。
子どもたちにとって、
秋は拾いものの季節です。