心まにまに

自分を大切にしてくれる人を…

人は、

「自分の話を聞いてくれる人」を、

自分を大切にしてくれる人として

自然と認識します。

 

付け加えると、

「自分に目を向けてくれる人」

 

重い荷物を持っているときに

さっと手を貸してくれる人、

緊張しているときに

黙って背中に手を当ててくれる人。

 

そのような特別な状況でなくても、

例えば本を読んでいるときに

「何の本を読んでるの?」

と話しかけられるだけでも、

自分に目を向けてくれている、

気にしてくれていると感じます。

 

さて、私たち教師は、

教室の子ども一人ひとりに

目を向けているのか?

「あなたのことを気にしているよ」

という声かけやサインを、

すべての子どもに出しているのか?

 

「人は自分を大切にしてくれる人を

 大切にする」

 

声をかけ、目を向けることから、

お互いに相手を大切にしようという

気持ちが生まれます。