心まにまに

子どもに任せましょう

授業中に、想定外の質問を

子どもから受けることがあります。

 

それが、たとえば

「信長の幼少期の名前は何ですか?」

のように、調べられるものなら

「調べておくね」

で済むのですが、

個々のとらえ方、考え方によるもので

ひとくくりにして

答えられない質問もあります。

 

そんなときは

「あなたは(みんなは)どう思う?」

と、子どもに返すのが一番です。

 

質問をする児童は、

自分なりの考えを持ったうえで

質問することが多いので、

その考えを元にして、子どもたちが

意見を出し合えばいいのです。

その結果、

教師が固い頭で考えるよりも、

もっと柔軟で、ユニークな結論に

落ち着くことがあります。

もちろん、

結論が出ないこともありますが、

その過程も、学びです。

 

子どもに返す余裕ができれば、

一人前の教師かな、とも思います。