心まにまに

褒めるか、厳しくするか、どっち?

3年星組の担任の先生が道徳の時間に

クラスの子どもたちに尋ねました。

 

「褒められるのと、厳しくされるの、

 どっちがいい?」

 

結果は、

「褒めてほしい」が20人、

「厳しくしてほしい」が9人でした。

厳しくしてほしい子が

予想以上に多くて驚きました。

 

褒めてほしい理由は、

「うれしくなる」

「気持ちがいい」

「やる気がでる」。

 

厳しくしてほしい理由は、

「駄目なところは言われないと

 成長できないから」

「厳しくされるほうが集中するから」

「厳しさは愛情って言うから」

「厳しくされて、いろんなことを

 完璧にしたいから」

「褒められてばかりだと、

 立派な人間になれないから」。

 

なんとまぁ…、

3年生とは思えない大人な理由が

返ってきたようです。

人に褒められることばかり

考えている私としては、

恥ずかしい思いです。

 

とはいえ、

やっぱり子どもたちも、褒められ、

認められれば嬉しいはず。

 

ということは…、

褒めて、認めたあとに、

ちょっとしたダメ出し

(期待をこめたひとこと)

を言うぐらいが、

中学年の子どもには

ちょうどいいということでしょうか。