心まにまに

物言えば…

「物言えば 唇寒し 秋の風」

余計なことを言うと

自分の身に災難が降りかかるから

口は慎みなさい、ということわざ。

 

これは、もともと

松尾芭蕉が座右の銘としていた

「人の短をいふ事なかれ、

 己の長をとく事なかれ」

(人の短所を責めないこと、

 自分の長所を自慢しないこと)

に添えられた句であります。

 

人の短所、自分の長所を

ポロリと喋ってしまった口には、

秋の風が余計に寒く感じる。

そうならないように

気をつけないといけませんね。

 

話す相手がわが子であっても

気をつけたいものです。