心まにまに

クサビラって?

『クサビラ』

という言葉をご存じですか?

漢字では、

『草片』や『茸』と書きます。

 

野菜のことをクサビラと

言うこともありますが、

旬を迎えるマツタケやシメジなど

地面から生える菌類を

クサビラと呼びます。

 

え?

マツタケやシメジは

『キノコ』ではないの?

と、思われるかもしれませんが、

キノコは文字通り、

木から生える菌類の仲間。

シイタケやエノキダケが

キノコと言われるものです。

 

クサビラ、普段は、

あまり使わない言葉ですね。

 

先日、ひばりっ子たちが

講堂で鑑賞した狂言には、

『くさびら』という演目があります。

あらすじは…、

 

ある男の屋敷に

クサビラが生えてきます。

取っても、取っても生えてくるので、

男は山伏に祈祷をしてもらい、

クサビラが生えてこないように

しようとするのですが…、

さて、どうなるのでしょう?