心まにまに

それって、親の願い?

以前、学園講堂で

親野智可等さんの講演を

お聴きした時の講演資料を

久しぶりに読み返しました。

(講演会の資料やメモは時折、

 読み返すことをお勧めします)

 

印象に残ったお話の一つが、

「親の願い」について。

親の願いはとどまることがない。

ありのままの子どもを受け入れずに、

もっと、もっとと子どもに求める。

もっと勉強させなきゃ、 

もっとお手伝いもさせなきゃ、

もっとしっかりしてほしい…。

 

それは「親の願い」ではなく、

「親の欲」以外の何ものでもない。

そして、親の言うことができない

親を困らせる子どもの顔を、

その子の顔だと思ってしまう。

 

本当の子どもの顔は、

寝ているときの顔。

あどけない寝顔を見ると、

子どもの幼い頃の顔を思い出し、

親としての初心を思い出す。

 

子どもは、どの子も

自分のペースで成長している、

そう、締めくくられていました。