生活指導部では「基本的な生活習慣」の中で特に「通学マナーの向上」と「一礼あいさつ」を重点に取り組みます。また，これらの重点目標に加え，「いじめを許さない学校づくり」のための取り組みも行ってまいります。

「通学マナーの向上」
通学時の子どもたちの様子について，残念ながら学校にお叱りの電話やメール，お手紙をいただくことが増えています。本校では「危ないことをしない」「人に迷惑をかけない」「素直にあやまる」という3本柱を掲げ指導をしております。まずは子どもたちの安全が第一です。「登下校のきまり」には「ホームでは黄色い線の内側を歩く」「連結部分を渡らない」「先頭車両には乗らない」「動く電車に触らない」「駆け込み乗車はしない」「走らない」「交通ルールを守る」など，安全に通学するための約束，次にマナーとして「校門，専用改札まで（より先）はおしゃべりをしない」「遊ばない」「整列乗車をする」「優先座席に座らない」「席を譲る」「車内では本を読むなど静かに過ごす」「車内では扉付近にかたまらない」など，他の乗客にご迷惑をかけない約束，そして「注意された場合は素直にあやまる」という約束を盛り込んでおります。それから，それぞれの地区の上級生に「通学委員」として登下校時に駅や車内，通学路で下級生を見守ってあげられるよう，地区別集会や学期ごとの「通学マナー向上週間」で指導しております。
一方，教員は毎日の駅や雲雀丘地区での登校指導と，本校児童の利用が多い駅のホームに出向いての登下校や安全を見守る指導，それに加え，校外指導担当教員が各方面の電車に乗り，車内でのマナー指導を行い，通学マナー向上に努めてまいります。1年生では本校交通部児童の協力で作成した教材を使って「電車の乗り方」指導，2年生では，阪急電車の運転手の方にお越しいただき「電車のマナー安全教室」を実施します。
学校ではこのように取り組んでまいりますが，電車通学を前提として本校を選んで来ていただいている保護者の方は，親としてお子様に正しいマナーを教えていただくことが重要であると考えます。プライベートでご一緒に電車に乗る時や，習い事などお子様だけで電車に乗る場合にも，マナーを守って乗車できるようご指導ください。
以上のような通学マナー向上への取り組みを保護者の皆様もご理解いただき，ご協力いただきますようお願いいたします。

「一礼あいさつ」
小学校では「一礼あいさつ」に取り組んできました。確実にその成果は見えてきておりますが，学校に来られたお客様にも気持ちの良いあいさつができるように，また，授業の始まり，終わりのあいさつもしっかりできるようがんばっていきます。

「いじめを許さない」学校づくり
「いじめ」は絶対に許されない行為です。本年度も引き続き「学校生活アンケート」の実施など，「いじめを許さない」学校づくりに児童会と全教職員で取り組んでまいります。

　以上，生活指導重点項目を挙げました。本年度もどうぞよろ
しくお願いいたします。