ひばりっこブログ

今年度の生活指導の方針

「ありがとう」,「ごめんなさい」
                                                                                                                                                               生活指導部長

生活指導部では「人を大切にする心を育て,いじめを許さない学校づくり」のために,「ありがとう」「ごめんなさい」が素直に言える環境づくりに取り組みます。また「基本的な生活習慣」の中で,特に「通学マナーの向上」と「一礼あいさつ」の励行を重点的に進めてまいります。

「素晴らしい言葉」
 音楽科を担当する私が,毎年4年生の授業で取り上げる「素晴らしい言葉」という歌があります。「ありがとうって言えたなら,心が温まってきた。ありがとうって言えたなら,君に幸せが届くよ。ありがとうって言えたなら,すてきな笑顔になれるよ。」と歌います。「ありがとう」は本当に素敵な言葉だと思います。雲雀丘学園小学校をそんな素晴らしい言葉であふれる学校にします。そのために,クラスや児童会で様々な取り組みを行ってまいります。教員も,子ども達をたくさん褒めて,たくさん「ありがとう」という声かけをしていきます。「ありがとう」「ごめんなさい」という言葉が素直に言える,子ども達にとって居心地のいい学校作りを目指します。

「通学マナーの向上」
 通学時のルールとして,本校では「危ないことをしない」「人に迷惑をかけない」「素直にあやまる」という3本柱を掲げ指導をしております。まずは子どもたちの安全が第一です。「ホームでは黄色い線の内側を歩く」「連結部分を渡らない」「先頭車両には乗らない」「動く電車に触らない」「駆け込み乗車はしない」「走らない」「交通ルールを守る」など,安全に通学するための約束,次にマナーとして「校門,専用改札まで(より先)はおしゃべりをしない」「遊ばない」「整列乗車をする」「優先座席に座らない」「席を譲る」「車内では本を読むなど静かに過ごす」「車内では扉付近にかたまらない」など,他の乗客に迷惑をかけない約束,そして「注意を受けた場合は素直にあやまる」という約束を盛り込んでおります。それから,それぞれの地区の上級生に「通学委員」として登下校時に駅や車内,通学路で下級生を見守ってあげられるよう,地区別集会や学期ごとの「通学マナー向上週間」で指導しております。
 教員は毎日の駅や雲雀丘地区での登校指導と,本校児童の利用が多い駅のホームに出向いての登下校や安全を見守る指導,各方面の電車に乗ってのマナー指導を行い,通学マナー向上に努めてまいります。1年生での「電車の乗り方」指導,2年生での阪急電車の「電車のマナー安全教室」も本年度も続けて実施いたします。
 学校ではこのように取り組んでまいりますが,電車通学を前提として本校を選んで来ていただいている保護者の方は,親としてお子様に正しいマナーを教えていただくことが重要であると考えます。プライベートで一緒に電車に乗る時や,習い事などお子様だけで電車に乗せる場合にも,マナーを守って乗車できるようご指導ください。

「一礼あいさつ」
 雲雀丘学園では創立の精神「親孝行のできる人はどんなことでもりっぱにできます」という「孝道」を大切にしてきました。そしてその言葉を「あいさつのできる人はどんなことでもりっぱにできます」という言葉に置き換え,学園全体で「あいさつ」に取り組みます。小学校では引き続き「あかるく,いつも,さきに,つづけて,一礼あいさつ」を指導してまいります。6年目の取り組みで,確実にその成果は見えてきております。また,授業の始まり,終わりのあいさつもしっかりできるようがんばっていきます。
 以上のような生活指導の取り組みを保護者の皆様もご理解いただき,ご協力いただきますようお願いいたします。