ひばりっこブログ

習字「川くだり」(3年生)

  

 上の写真は,ある3年生の児童の作品です。本当に「川くだり」をしているように感じませんか。暑さが厳しい中,このような作品をみると,爽やかな気持ちになることでしょう。

 三年生は,まだ習字を始めて2ヶ月ほどしかたっていないのに,上手だなと感じませんか。こんな大きな半紙にどうやって書いているのでしょう。

 ちょっと授業をのぞいてみました。

 教師の「静かにドン。すう。」といったような声かけに合わせて,子どもたちは筆を動かしていました。そして,この活動は,一人ではできない学習だったのです。文鎮は,子どもの手。ペアの子がしっかりと押さえることによって,しっかりとした字が書けるのです。また,一文字書くごとに半紙をずらして書きやすいようにするのも,ペアの子。できあがった作品を運ぶのも二人がかり。二人の息があってこその作品なのです。

 全ての字を書き終わったときには,「失敗したあ。」とか「うまくいったあ。」などと言った素直なつぶやきがあちらこちらから聞こえてきました。

 最後に,子どもたちの感想を紹介します。

・ わたしは,この習字で「川くだり」という字を大きな紙に書きました。1番うまく書けた字は,「り」です。「り」の最後のはらうところが1番うまく書けたと思います。どれもむずかしかったです。でも,楽しかったです。

・ 大きな筆で書いたので,思ったよりむずかしかったです。「川くだり」の「くだり」の字が上手に書けたと思いました。もっと練習して上手になってがんばりたいです。

・ ぼくは,習字で「川くだり」と書きました。むずかしかったけど,きれいに書けました。ペアの女の子もうまかったです。

     

「緊張の一瞬。」            「お手本をよく見て書こう。」

  

「最後まで気をぬかず。」        「二人で運んで乾かそう。」