ひばりっこブログ

紫キャベツのふしぎ(6年生)

これは紫キャベツ,レッドキャベツと呼ばれることもあります。

  

このキャベツを理科の実験で使います。

単元は【水溶液の性質】,酸性・中性・アルカリ性について学ぶ単元です。

キャベツの葉をちぎって袋に入れ,水も入れて袋を揉みます。

すると,キャベツの色素が落ちて水に色が付きます。この紫色の汁を実験に使います。

実はこの汁,水溶液に入れると,その液のpH値によっていろんな色に変化するのです。

弱アルカリと強アルカリ,弱酸と強酸でも色にグラデーションがつくので,カラフルな試験管が並ぶことになります。もとの水溶液はこんな感じですが・・・。

この汁をそそぐとこうなります。

きれいでしょう?

この色素はアントシアニン。ブルーベリーやアジサイに含まれているのをご存じの方も多いでしょう。

お家でもかんたんにできる実験です。興味のある方はお試し下さい。