ひばりっこブログ

コンパスを使って(3年生)

 算数では「円と球」の学習を終えようとしています。先日は、コンパスを使って模様づくりに挑戦しました。使用するものは「コンパス」だけです。お手本の模様を見せたとき、この模様をコンパスだけで描くことができるのか?という「?」が、子どもたちの表情から伝わってきました。

 

 まずは、自分自身で考え、試行錯誤しながらの学習です。そのうちに、半径の大きさが変わらないからコンパスの開きも変わらないことや、コンパスの針をどこにさせばよいのかなどに着目する声があがってきました。そんな声をヒントにしながら、模様づくりに取り組んでいる子どもたち。コンパスの使い方にも慣れてきて、集中して取り組んでいる様子が見られました。

   

 模様の中から円を見つけることで、「これらは円の一部分なんだ」ということに気づくなど、模様から円の形を見いだし、中心の位置や半径の長さを判断して作図に取り組んでいました。

 単なる計算問題とは違って、中心はどこか?半径はどれか?円になっているのはどこか?など、思考を働かせる課題となりました。コンパスを使っての模様づくり、今後も機会を見て挑戦してもらいたいと考えています。