6年生が2泊3日の修学旅行に行ってきました。
新大阪駅に集合した子どもたちは、新幹線で広島に向かいました。
平和公園では、被爆体験証言者の方から、貴重なお話を聞かせていただきました。
原爆でおばあさんを亡くし、自らも被爆が原因と思われる体調不良に苦しみ、小学校ではいじめを受けたそうです。
そんな彼女を、お母さんは、「笑顔でいなさい」と、励ましてくれたそうです。
最後に、「身近な人が喜ぶことをしてあげることで、平和が続く」と、子ども達に訴えてくださいました。
また、丁寧に作った小さな折り鶴を、全員にプレゼントしてくださいました。

155羽の折り鶴
この後、子ども達は平和公園を巡り、学校から持って行った千羽鶴を「原爆の子の像」に捧げました。
次に向かった宮島では、雨が降る中、厳島神社を見学し、お土産の買い物も楽しみました。

雨の宮島
2日目は、バスで錦帯橋に向かいました。
まだ少し雨が残る中での見学でしたが、アーチ形の美しい橋が水面に映る景色を楽しむことができました。

錦帯橋を渡る子ども達
次に向かったのは、秋芳洞と秋吉台。
雨も上がり、大自然が創り出した見事な光景に、子どもたちは何度も驚きの声を上げていました。

秋吉台でのひと時

秋芳洞の百枚皿
この後、関門トンネルを徒歩で歩いて、九州に渡りました。
3日目は、吉野ヶ里遺跡の見学です。
広大な敷地の中で、復元された竪穴式住居の中に入ったり、櫓に上ったりして、弥生時代の生活に思いを馳せました。
資料館では、発掘された数々の土器や鉄製品も展示されていました。
修学旅行の締めくくりは、太宰府天満宮です。
受験の合格祈願をした子どももたくさんいたようです。

牛の像に群がる子ども達
いろんなところを巡りましたが、仲間と寝食を共にしたことが、何よりの思い出になったことでしょう。大きなけがや病気もなく、元気に帰ってきました。

