校長室の窓から

サントレとは

「Scientific  Training」を略してできたことばだそうです。

直訳すれば、「科学的なトレーニング」ということになります。

本校の最も特徴的な取り組みの一つですが、1・2年生が昼のひばりタイム(短時間学習)で行なっている日本語学習です。

本校で朝と下校前に行なっている瞑想も、このプログラムの一部でした。

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 教科書「ふみのちから」    瞑想をしています

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 漢字かな混じりの教材   漢字のフラッシュカード

 

教材は厳選された伝統的な文が選ばれています。

物語・俳句・短歌・詩・漢文や名句・名言がバランスよく配置された教科書になっています。

テレビの画面に表示される文と、プロ(俳優)の読みに続けて、指で文を辿りながら声を出して読みます。

1・2年生では習っていない漢字も出てきますが、平気で読み進みます。

漢字のフラッシュカードも使いますが、難しい漢字が書けるようになることを目的にしたものではありません。

もちろん、テストをすることもありません。

美しい日本語のリズムが子どもの頭・心に沁みていきます。

詩や漢文は、自然に暗記してしまい、暗唱できるようになります。

 

いわば、日本語のセンスを磨く時間とも言えます。

本校では、授業時間に行う教科学習とは全く別の取り組みとして、サントレを行なっています。