校長室の窓から

臨海学舎に行ってきました

本校の伝統行事である臨海学舎は、今年で66回を数えました。

兵庫県最北端の竹野浜に場所を移して、20回目となりました。

19日からの3泊4日の行事でしたが、出発前日の「海に日」には「梅雨明け」が発表され、天候にも恵まれることができました。

5年生と6年生が参加しますので、児童だけで約280名、教員と助手の大学生で約60名、計約340名が大型バス8台に分乗して乗り込み、大きなホテルを借り切っての一大行事です。

海での行事ですので油断大敵です。

張りつめた雰囲気の中で泳力を伸ばし、集団生活のルールを学び、仲間との絆を深めます。

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    水練前に厳重な点呼           ゆっくり海に入ります

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    3列隊形で泳ぎます            泳ぎ疲れて上陸

 

泳力毎に細かい班分けが行われており、教員と助手の先生が泳力に合わせた丁寧な指導を行います。

そして、2日目には5年生と6年生の1キロメートル遠泳を、3日目には6年生の2キロメートル遠泳を実施しました。

遠泳では、子どもたちはきちんと隊列を組み、並んで泳ぎます。

私は先導する動力船の上から、隊形や速さの指示を出し、「エーンヤコーラッ! エーンヤコーラッ!」と、掛け声をかけます。

泳いでいる子どもたちも、同じ掛け声で応えます。

遠泳の終盤では、子どもたちの頑張りに感動して、時々掛け声が上ずってしまいます。

今年も多くの児童が遠泳を泳ぎ切り、遠泳に参加しなかった児童も大きく泳力を伸ばしました。

 

臨海学舎の目的は、水泳だけではありません。

仲間と寝食を共にして絆を深め、集団生活のルールを学びます。

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      朝礼での体操              みんなで食事

 

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     楽しい夕べの集い            海岸で地層の観察

 

大きな成果を上げて、今年の臨海学舎を終えることができました。

臨海学舎の実施に当たり、様々な形でご協力いただきました関係者の皆様方に、心から感謝を申し上げます。