校長室の窓から
2017/08/30
児童が救命訓練
もし、命の現場に遭遇したら・・・・!
そんなことを想定した訓練を、5年生が行いました。
「児童救急救命プログラム」の受講です。
指導に来てくださったのは、宝塚市東消防署雲雀丘出張所の救急隊の皆さんです。
救急隊長自ら お手本
もし、そんな場面に遭遇したら、次の4つをします。
①周りの安全を確認してから近づく
②声をかけて、反応を見る
③できるだけ多くの助けを呼ぶ
④呼吸の有無を確認し、胸骨圧迫をする
子どもたちも、実際に胸骨圧迫の訓練をしてみました。
大切なポイントは、「強く・速く・絶え間なく」、です。
①胸の真ん中(胸骨の下半分)を押す
②少なくとも5センチ以上の深さまで押す
③1分間に100回以上の速さで押す
初めは、なかなかうまくできなかった子どもたちも、コツ教えていただくと、どんどん上手になっていきます。
訓練キット 手の使い方を指導
みんな真剣に練習 上手になりました
実際の場面で、子ども自身が心肺蘇生の行動をすることは、想像しにくいものです。
しかし、今日の様子を見ていると、子どもにもできることはあると思いました。
また、大人になったとき、今日の訓練で自信をつけたことは、役に立つ場面があるかもしれません。
5名の救急隊員が来てくださいましたが、途中で3名の隊員が緊急出動される場面もありました。
お忙しい中、ご指導いただいたことにも、感謝いたします。