校長室の窓から
2017/09/05
ニュージーランド研修
夏休み中にも、「臨海学舎」や「山の学舎」の宿泊行事をはじめ、様々な取り組みが行われました。
特筆すべきは本校では初めての海外研修です。
5年生の有志が参加して、ニュージーランドに行ってきました。
目的地は北島のタウランガ地域です。
こぢんまりとした町の外れには、広大な農園や牧場が広がっています。
そんな地域でホームステイをしながら、地元の学校に通います。
オークランド空港に到着 ホストファミリーとの対面式
学校では、私たちをニュージーランド先住民のマオリ流歓迎式で迎えてくれました。
私たちを迎えるために、随分前から準備をしてくださっていたことが、よくわかります。
歓迎式の後は、ホストファミリーとの対面です。
いよいよホームステイの始まりです。
翌日からは、ステイ先の家族に連れられて、ホストブラザー・シスターと一緒に登校してきます。
中には、スクールバスに乗って、颯爽と登校してくる児童もいます。
学校での授業は、午前中は本校の児童のためのプログラムに沿って行われ、午後はホストブラザー・シスターの学級の授業に参加します。
互いに自己紹介から 屋外の木陰での授業
授業に参加させていただくだけでなく、日本語の先生になったり、折り紙の先生になった児童もたくさんいました。
交流が深まると、一人で現地の子どもたちに交じって遊ぶ児童も増えてきました。
運動場の広さも、遊びの環境も、日本ではあり得ないものばかりです。
一番人気だった遊び道具 木登りにも挑戦
日本では難しいワイルドな遊びほど、人気がありました。
木登りの手ほどきも、安全な遊び方のコツを教えるのも、現地の子どもたちがやってくれます。
土曜日には、タウランガを離れ、ロトルア地方を訪れました。
羊や牧羊犬のショー 動物とのふれ合い
ショーの見学では、羊の毛刈りも見れましたし、乳牛の乳搾りを体験した子もいました。
牧場見学では、羊やアルパカにえさをやってふれあったり、収穫期を終えた木に残っていたキューイフルーツを採って食べることもできました。
ゴンドラに乗って着いた山上から見た雄大なロトルアの景色は、子どもたちのまぶたに焼き付いたことでしょう。
お別れの式
登校最終日には、お別れの式をしていただき、本校の子どもたちは歌とリコーダー演奏で、感謝の気持ちを伝えました。
現地の皆さんは、全員でニュージーランド国歌を歌い、私たちに最高のエールを送ってくれました。
子どもたちは、学校だけでなくホームステイ先でも、様々な生活をしたようです。
言葉も通じにくい中で、寂しさや困難も乗り越えたことは、貴重な体験として、子どもたちの自信や力になることでしょう。
ニュージーランド研修の詳細は、ホームページ上保護者のページで、5年生のブログをご覧ください。