校長室の窓から

想定外のプレゼント

 今朝、正門近くでいつものように挨拶をしていると二年生の児童が大きな真っ赤なお花を持ってきてくれました。お家で育てたとのこと。

 なんと、大きな深紅の牡丹です。牡丹はその大きさや鮮やかさから「百花の王」と言われ、花言葉は「高貴」「風格」です。子どもたちが寄ってきて、「なんていうお花?」と聞きます。「バラ?」と言う児童が多くいました。牡丹は街中ではなかなか見かけませんから仕方ないことでしょう。学生時代に行った奈良の長谷寺の長い回廊沿いに咲き誇る牡丹が思い出されました。春、真っ盛りとなってきました。

     

 学校では学期初めの様々な行事もようやく一段落、平常ペースの学校生活が動きだしました。休み時間などは明るい生き生きとした声が校内の隅々から聞こえてきます。教室内でも先生方はそれぞれ工夫をして、過ごし方のルールを作ったり、取り決めをするなどして子どもたちとのコミュニケーションづくりに懸命です。

 

     

       3年生は体育はフライングディスク                       2年生は野外で生活の授業        

 

 今日は防災避難訓練を行いました。校内で火災発生との想定で児童の安全な避難誘導を中心に行いました。特に低学年は防災頭巾をかぶり、実戦さながらに先生方が誘導しました。みんな真剣で声を出さずに素早く移動、避難を完了しました。防犯、防災訓練は教員のみで行うものも含めると年間7回行います。繰り返し繰り返し行い、いざというときに慌てず、行動できる訓練を続けています。