校長室の窓から

運動会練習始動、修学旅行のお土産

 修学旅行が終わると、小学校は運動会モードに切り替わります。今日から毎朝、運動会の練習です。連休が長かったため、例年より練習期間は少し短いかもしれませんが、こどもたちが溌溂と一所懸命に走ったり、演技したりする姿を見るときっと素晴らしい、運動会になる予感がします。

        

         集団演技も楽しそうに取り組んでいます

 

 さて、修学旅行の最中に6年生は俳句、短歌に挑戦しました。大人びたもの、ユーモラスなもの、素直なもの等々様々ですが、いずれも素晴らしい作品です。作者の気持ちがよく表れているのではないでしょうか。TV番組風に言えば、才能あり、名人といったところでしょうか。少し多いですが順不同で書き写します。

 

水がわく 秋芳どうのすきまから 岩の成り立ち 時かけながら

つばくらめ 平和の大事さ 身にしみて 未来につなげる 我でありたい

千羽づる みんなの想い とどけるよ

ぼくたちで 被災者の心 受けついで

夕焼けで 宮島の海 グラデーション

新緑や 潮風香る 厳島

負の遺産 世界の過ち みな悲しむ 今こそ歩む 平和の道

折り鶴は 春風にふかれ 空を飛び 世界の平和を 取り戻すだろう

原爆の こわさを聞いて しんみりと 心にきざむ 平和の思い

楽しくて 夜遅くまで 話してた あっという間の 修学旅行

つよい風 心地よくふく 船の上

秋芳洞 冷たい風が 気持ちいい

宮島の 鳥居ながめる 子どもたち 初の干潮 あふれる笑顔

宮島で 写ルンですで 野生のシカを とってみたら もういないよね

苦しみを 原爆ドーム 知らせてる

五月晴れ 夕日とたたずむ 大鳥居

 

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