校長室の窓から

タイ王国教育使節団来校

19年10月18日

 10月17日、タイから教育視察団が本校に来ました。中高の先生方ですが、小学校にも来られ5年生の英語の授業を見学されました。子どもたちは普段通りに活発に手を上げ発表していました。この日は位置を表す言葉を使い、ビッグパッドに映した自分の家の位置を全員に示しながら、説明する授業でした。in front of~、across~などを使い位置関係を指し示すのです。

 視察団が来られた途端に一段と活発に手を挙げていたと担当教員が裏話で教えてくれました。これは中々、素晴らしい話です。学外の方が来られた時に英語で発表するとなると間違いを恐れたり、恥ずかしさが勝って、しり込みしがちですが、本校の児童は臆することなく前へ出て発言してくれました。多少の間違いは当然ありますが、そうした積極性やパッションが一番大事です。特に外国の方と話すときには伝えようとする情熱が大切です。間違っていてもいいので伝えようとすれば、彼らも一所懸命にきいてくれ、おおかたの意思は伝わります。そこからコミュニケーションが始まります。臆して、発言しなければ、埋没しコミュニケーション不全に陥り、ミステリアスな日本人になってしまします。子どもたちがこうした積極性やパッションを持ったまま、成長してくれることを期待しています。

   

7名の先生方が視察に見えました。堂々と手を上げ発表する児童に感心されていました

 

講堂での演技練習も見学されました。立派なホールにびっくり!!

 

 

 また、午後からはサントリー社の人事課長が本校中高にお見えになり、企業の求める人材像についてワークショップを開催されました。中高の先生方対象でしたが、お見えになった人事課長をよく知っていましたので途中から参加させていただきました。

 企業が求める人材像は我々が目指している人材像と大きくは異ならないことが確認できました。他人の指示ではなく、自分で考えることができる、壁があってもあきらめず乗り越えられる努力ができる、失敗してもへこたれない回復力がある、等が共通項かと思います。企業はこうした基盤的な能力に加えて、部門が必要とする能力を加味して採用につなげているわけです。その時、面白いワークをさせてもらいました。幼少期、中高期、大学期と分け、それぞれに楽しかったことを書き込み、分析するワークです。全部で20ほど書き込み、それを大雑把にThink,Communication,Leadershipの3つのカテゴリーに分けて自分の傾向を見ます。楽しいことを伸ばし、職業にしていくことができれば一番の理想ですから、自分の傾向を知り、職業選択に生かすという実利的なワークでした。先生方でしたので普通の企業よりT型が多いですねと人事の方はおっしゃっていました。なるほどと思った次第です。ちなみにわたくしは典型的なC型でした。

           

サントリー成瀬人事課長様が中高教員向けのセッションを用意してくださいました

 

 好きこそものの上手なれ、幼少時代や学生時代を通して身に着けた楽しいと思う傾向を知り、そこを伸ばしていくことも大変重要なことであるということに改めて気づかされた研修視察でした。ご家庭でもお子さまの好みの傾向を知り、そこを伸ばせる環境を整えることも子どもたちには大きなサポートになるに違いありません。

 

 

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