校長室の窓から

里池に歓声-vol59

 6月20日、土曜日に1年生、3年生が初めて里池探検を行いました。引率は理科の天井先生です。

先生が満開のねむの木の花、池のそばのヤマモモの実を説明し、池のデッキへ。アメンボ、オタマジャクシ、シオカラトンボ、ナツアカネ、アオアゲハ、等が飛び交っていました。特にシュレーゲルアオガエルのオタマジャクシの池には皆、とても興味深く見ていました。アメンボとオタマジャクシのやり取りも興味をひいたようです。トンボの産卵の様子も見えました。

 皆、歓声を上げていましたが、そこは都会っ子です。トンボが飛んでくると逃げ惑う子もいましたし、草が苦手な子もいました。田んぼに来たのに稲を知らない子もたくさんいました。しかし、我々は自然の中で生き、自然に生かされています。自然との共生無くして人間の進歩はありません。こうした自然に親しむ中で自然の楽しさ、いのちの大切さ、食物連鎖の仕組みなどを学び、生きる力に昇華してほしいものです。

ねむの木の花が風に吹かれて盛んに落花しています

こちらはヤマモモ。少し盛りを過ぎました。

 

  

里田んぼと里池の間には大きなデッキがあるので1クラス十分に観察会ができます。

 

  

オタマジャクシが浮いたり沈んだり。それを狙うアメンボもたくさんいます。

モリアオガエルの卵も観察しました。