校長室の窓から

前期後半戦 始まる-vol75

 さあ、今日から前期の後半戦の一か月半が始まりました。今まで誰も経験したことのない短い夏休み、そしてこれまた経験したことのない酷暑の中の授業となります。冷房を20度に設定しても窓を開け、外気を入れて喚気するので室内温度は30度近くまで上がります。熱中症にも配慮しながら、授業を進めなければなりません。こうした中ですが、子どもたちは皆元気です。友達と会って、学び、遊ぶことの楽しさが疲れや暑さを凌いでしまうのでしょう。しかし、暑さのダメージは残りますから、お家では早寝し、十分な睡眠を確保するようご指導ください。睡眠が児童期の心身に及ぼす影響は極めて大きいことが各種学術論文等で証明されています。9月になれば多少暑さは和らぐでしょうから、それまではしっかりと寝させてください。

 さて、こんな猛暑ですが、ひばりの里、里たんぼではしっかりと稲穂が頭をたれ始めました。全部ではありません。豪雨で腐葉土が浮遊した部分はやはり成長が止まっています。しかし、田んぼ中央部にはたわわに実りだした稲穂が風に揺れています。20日、21日は3年生が授業で観察会を行います。ひばりの里の自然を探す授業です。子どもたちは何を見つけてきてくれるでしょうか。

   

たんぼの中央付近はしっかりと稲穂が付き、風に揺れています。

 

    

周辺部は腐葉土が浮き、十分に根が張れなかったのでしょうか、育っていません。なぜ、違いが出るのかを自分なりに考え、探求するには素晴らしい材料です。