校長室の窓から
2020/10/26
馬肥ゆる秋、運動の秋、読書の秋-vol97
24節気では霜降の頃となりました。地方によっては田畑が霜で真っ白になる時期です。当地は秋真っ盛り、果物、農作物が豊富に出回り、おいしく、豊かな秋を実感されているのはないでしょうか。本校でも2年生は春に苗付けしたサツマイモの収穫をしたようです。子どもたちの誇らしげな顔がとても印象的です。
「運動の秋」でもあります。先日のミニ運動会で子どもたちが一所懸命に競技する姿をご覧になられて、成長を感じられた保護者も多数いらしたのではないでしょうか。気候の良い今の時期は運動に最適な季節でもあります。運動会は終わりましたが、体育の授業では中学年でもリレーの練習が行われています。みんな必死で我がチームを応援しています。勝負ごとに勝ち負けはつきもの、勝っても負けても学ぶことはたくさんあります。共感、達成感、いたわり、協調、克己、など人生において基礎となる大切な心持を勝負する中で学んでほしいと思います。
また、秋は「読書の秋」でもあります。10月27日から11月9日までの2週間は第74回読書週間です。読書週間は まだ戦火の傷痕がいたるところに残っている終戦の2年後 、昭和22年に「読書の力によって、平和な文化国家を創ろう」と新聞や書店、公共図書館などが力をあわせ、11月17日から一週間開催したのが始まりです。本校にも読書好きな児童がたくさんいます。全校朝会でもこの時期に読書をしっかりように担当の教員が強く薦めてくれました。きっと多くの児童が図書館に出入りすることかと思います。
一人一人の知・心・体がこの時期、ぐぐっと成長することを願っています。
掘った芋を高々と掲げ、勝利の雄たけびか?!
まるで運動会練習のように皆、全力で走っています!!勝っても負けても立派です!!
昼休みの図書館は読書好きの児童がたくさん来ています。図書係の上級生も
お手伝いをしています。