校長室の窓から

ひばりの里に春の匂い-vol144

 早朝、ひばりの里に行きました。5月の田植えに向けて、田んぼや池の整備をしていますが、水の調整が中々難しく、今日はどんな具合かな、と覗きに行きました。静まりかえったひばりの里に、水が流れ出す大きな音がしていますのでそちらに目をやると、先着の天井先生が満水になった北側の湧き水池の水を抜いてくれていました。閉めていた排水パイプが開放され、水が勢いよく筒状になって排水用の貯水槽に流れ込んでいました。冬の乾季には少なかった水量も徐々に増えてきています。ひばりの里の周りの樹木、花も生き生きとしてきました。すでにひばりの里には春が訪れ始めています。

  

馬酔木の花、亀井勝一郎「大和古寺風物詩」の中でも描写されている風雅な花

 

レンギョウは高村幸太郎が好んだ花、命日は連翹忌と言います

 

    

雪柳、早春を象徴する花です       千昌夫「北国の春」にも歌われたこぶしの花