校長室の窓から

保育参観 (雲雀丘学園幼稚園)

    学園幼稚園の保育の様子を見に行きました。先日の記念植樹の時,立派な態度で頑張っていた年少の皆さんが普段どのように生活しているのか興味がありました。
                                       

 

    幼稚園に到着すると,正課の保育が始まる前のトイレの時間でした。順番を待っていたり,終わった子が次の準備をしたりしていました。園長先生に聞くと,年少さんは生活そのものが保育の一環なので,慣れることから始めていますとのこと。座って話を聞いたり,歌を歌ったり,身体を動かしたり,絵本を借りたり,絵を描いたり,毎日いろいろなことに慣れることから少しずつ成長していくようです。
 自己紹介もしませんでしたが,「だれ?」という戸惑いの表情でも,人なつっこく話しかけてきます。「今日,○○ちゃんとお昼ご飯食べる。」「今日電車に乗ってきた。電車好きやねん。」「△△ちゃんとお友達だよ。」「この靴は□□ちゃんの靴。」などなど。

                                  

 

 細かいところにまで目を配り,一人ひとりの個性と育ちのスピードを理解しながらの保育は,苦労の連続だと思いますが,先生方が,絶えず笑顔で子ども達と過ごしている姿に感心しました。この笑顔に子ども達は安心するのでしょうね。
 雲雀丘学園幼稚園だけでなく,どこの幼稚園も年長までしっかりと育てて1年生へと送り出してくれています。私達には,お預かりした子ども達のより良い成長を保証する大切な務めがあることを改めて感じました。