校長室の窓から

どくしょ の じかん

     1年生は週に1時間『読書の時間』があります。図書館に行って,まず,借りていた本を返します。カウンターで手続きをしてもらって自分で本棚に戻します。みんなそろったらあいさつをして始まります。

                                    

 

    まず,『アイフィンガーガエル』の紙芝居を見ます。次に,『カエルのおでかけ』と『オレ,カエルやめるや』の2冊の読み聞かせを聞きました。梅雨の季節にふさわしくカエルが出てくるお話でした。本の紹介もカエル中心です。

                              

 

     都会ではなかなか見ることが少なくなってきたカエルですが,少し郊外に行き,田んぼのそばを通ると大合唱が聞こえます。気味が悪いと嫌われることも多いのですが,害虫を食べてくれる良いこともありますね。

                     

 

   子ども達は,幼い頃から家庭で読み聞かせをしてもらって本に触れ始めました。だんだんと興味関心が広がり,自分で読むようになります。電子書籍も出ていますが,紙の手触りや質感,印刷のインクのにおい,など文字や絵,写真に触れる以外にも印象に残る体験があります。読書の習慣が身に着くと,本が一生の『友だち』になりますね。本好きな子ども達が増えることを願っています。