校長室の窓から

全国学力・学習状況調査

 全国の小学6年生と中学3年生が,今日,「全国学力・学習状況調査」を受けています。文部科学省から4月14日に問題用紙が届きました。配達日時も厳重に決められており,前日までダイヤルキーで保管されていました。
 今年は,国語と算数に加えて理科が加わります。また,3教科のテストが終わった後で,家庭や学校での生活や学習の様子を尋ねるアンケートも実施されることになっています。子ども達には,今持っている力をしっかりと出し切ってほしいと思います。後日,3教科の個人の結果が送られてきます。学校にも子ども達の回答の傾向や集団の特徴などが送られてきます。

    

 結果をもとに,報道では,都道府県で平均点の順位を公表したりしますが,大切なのは,個々の子ども達の習熟度や学習への取り組み方をしっかりと掴んで指導の改善に役立てることだと考えています。つまり,「できた」「できなかった」という結果よりも,「なぜできなかったのか」,「できるようになるにはどうすれば良いのか」を私達教師は,しっかりと考えることが大切だと思っています。