ベル広場は運動場と比べると少し高い位置にあります。運動場の東側の石垣に草が生えていて，ピンク色のかわいい花を見つけました。コンクリートの隙間から生えている様子に｢こんなところに生えている。｣とびっくりしました。
　調べてみるとランタナという名の植物で，原産は南米，和名はシチヘンゲ（七変化）と言うようです。花の色が変化するところからそのような名前がつけられました。ランタナは国際自然保護連合が定める 『世界の侵略的外来種ワースト100』のひとつに数えられていて，多年草で株からも種からも増える繁殖力が強い植物です。
　茎には細かいとげがあり，実の種には毒も含まれていますので，扱いには注意しないといけませんが，おそらく，実を食べた鳥の糞とともにこの場所に生えたのではないかと考えられます。改めて生命力のたくましさを感じました。