校長室の窓から

むかしの遊び

 2年生のロッカーの上に懐かしいおもちゃがたくさん並んでいます。お正月を過ごした冬休みが明けて,生活科では,日本の風習を学ぶ機会として「遊び」から体験学習に取り組んでいます。
 授業では,はねつきをしたりコマまわしに挑戦したりしていますが,羽子板が小さくてうまく羽根を打ち返すことができなかったり,コマを回すための紐を上手に巻けなかったりでなかなか楽しく遊ぶところまではいかないようです。お手玉やけん玉も,しっかりと練習しないと楽しく遊べないものなので,子ども達にとっては,ハードルが高いようです。
 10年ほど前までは,この学習をきっかけに休み時間には,コマまわしがはやっていたのですが,最近はほとんど見ることはありません。始めは上手に回らなかったコマの紐の巻き方のコツをつかんで,回ったときの嬉しさは,格別のものがあったのですが,子ども達にも体験してほしいので,声をかけるようにしていきたいと思っています。遊びでも失敗しても粘り強く取り組んでほしいと思っています。