校長室の窓から

梅一輪

 校門からの坂道に植えてある白梅が花を咲かせ始めました。1年間,いつも決まった時間に決まった場所で朝のあいさつをして子ども達を迎えていますと,自然の変化や季節の移り変わりがよく見えてきます。担任時代は,季節の移り変わりに気づくことが少なかったのですが,朝,教室にいて子ども達を迎えていると日々の子ども達の変化はだいたいわかるものでした。
 児童生徒は,いつも決まった時刻に登校してくることが多いので,毎朝,同じメンバーにあいさつをしていることになります。学園小学校の出身でない多くの中高生もあいさつを返してくれるようになりました。
 小学生は,身体が大きくなってきていることに驚かされることもたびたびあります。特に4年生以上の子ども達の成長が著しく,思わず「背が抜かされそうだね。」と声をかけてしまいます。
 子ども達が大きな声であいさつを返してくれる時は,元気に登校してくれているということがわかるので,とても嬉しい気持ちになり,毎日パワーをもらっています。