校長室の窓から

新しい1年の始まり

    令和5年度の始まりの日は,あいにくの雨のスタートになりました。桜の花もすっかり散ってしまい,若葉が芽生えてきました。今日は,オンラインで前期の始業式を行いました。5人の新しいお友達と5人の新しい先生を迎えて自己紹介とあいさつをしてもらいました。以下に式辞の要旨をご披露します。
 
 昨年度は,皆さんに,できるまで何度でも頑張ってみることをや失敗しても諦めないで努力することをお願いしましたが,今年度も同じ事をお願いしたいと思います。
 できなかったことができるようになるとうれしいですよね。そして,「やればできるんだ。」という自信に繋がります。でも,最初から,何でもできる人はいません。できなくても諦めないで頑張って取り組んでいるからできるようになるのですね。
 3月の野球のWBCでは,侍ジャパンの選手の皆さんが,世界一になりました。特にすごかったのが,3月21日,準決勝でのメキシコ戦と22日の決勝のアメリカ戦でした。どちらも先に点を取られて,厳しい試合でしたが,誰も諦めている選手はいませんでした。自分や仲間を励まし合いながら普段練習したことを出し切ろうと頑張りました。その結果,日本中が感動するような良い成績が得られたと思いました。
 皆さんも,この1年,できないからと言って諦めないで,できるまで頑張る粘り強い子どもになってください。侍ジャパンの選手のように『チームひばり』でみんなで励まし合いながら「やればできる」を信じて,たくさんのチャレンジに活かしてほしいと思います。

 子ども達の明るい笑顔と元気な声が雲雀丘に戻ってきました。来週は,いよいよ1年生を迎えることになります。とても楽しみです。 (桜の花は,3月末の天気の良い日に撮影しました。)