校長室の窓から

デジタル・シティズンシップ ?

 『一般社団法人 メディア教育研究室』代表理事の 今度 珠美 先生をオンラインでお招きして,教員研修を行いました。デジタル・シティズンシップとは,善きデジタル市民になるための学びのことです。では,『善きデジタル市民』とは,何かというと「学び,創造,社会参加するために責任を持ってテクノロジーを使う人」だと教えていただきました。
 ICT機器は,便利な反面,様々な危うさも抱えています。だからといって,『あれもダメ,これもダメ』では,子ども達の機器を使うスキルは向上しません。また,善き使い手になるためのモラルをしっかりと学ぶ事にも繋がらないことになります。制限をかけることだけに注力せず,行動する前に『立ち止まり』,何をすべきなのかを『考え』,信頼できる人に『相談する』ことが大切だと言うことを学びました。
 ネットトラブルを起こさないように,巻き込まれないようにする第一歩を小学生の年齢で踏み出すために,子ども達の意識や考え方を鍛えていくことが大切だと思いました。