校長室の窓から

体育科 研修授業

 4月に本校に赴任した新卒の教師の研修授業が行われました。本校では,教壇経験が浅い教師には研修授業をしてもらって授業技術を磨いてもらうようにしています。もちろん,ベテランの教師も授業技術を高めることは大切で,研究授業と称して,全員参加の公開授業をして後日,事後研修会を開いて意見交換する取り組みもあります。
 今日は,3年生の体育の授業を見ました。内容は,器械運動の跳び箱で「抱え込み跳び」でした。開脚跳びと違って,得手不得手がはっきりとする難度の高い単元です。器械体操は「できる」と「できない」がはっきりする運動ですし,けがが起こりやすいことも心配です。
 子ども達は,体育係を中心にテキパキと体操をし,準備や後片付けも協力して行っていました。体育の学習は,好きな子ども達も多く適度な運動量を確保しながら安全に進めるために適切な指示で子ども達を動かさなければならない教科です。開放的な運動場や体育館で授業をする難しさもあります。授業をするに当たって,4月から積み重ねてきた経験や教材研究のための勉強に時間をかけてきたと思われます。私を含め7名の教師が参観しました。後日,事後研修会をして,励ましたいと思っています。