校長室の窓から

稲穂実る

 10月3日に稲刈りが行われました。各クラス1時間ずつで一人4束ずつ刈り取りました。もちろん鎌を使って手で稲刈りをします。5月31日に田植えをしてから126日。梅雨の季節の雨の恵みと,強い夏の太陽の恵み,冬の間に蒔いた腐葉土の栄養をしっかりと成長に活かして,稲穂の籾を実らせてくれました。
 途中,イナゴやカメムシがたくさん発生したり,スズメが網の中に入ったりして追い出すのに苦労しました。化学肥料や農薬を使わない完全なオーガニックの栽培にこだわっています。子ども達が身近に触れられるようにと考えています。
 害虫の駆除には木酢液,スズメの駆除には目が光り音が出る鷹の模型や大きなカイトで防ぎました。しかしながら,大豊作とはいかずに,あまり重さが感じられない穂もありました。
 稲刈りには,延べ30名の保護者の皆様のボランティアも参加してくださり,鎌を使う子ども達の安全に気を配ってくださいました。ありがとうございました。全部の稲刈りを終えて,SL広場に干しています。10月12日には,脱穀作業をします。