校長室の窓から

おにぎり いくつできるかな

 10日間,乾燥させた稲穂を脱穀する作業を3年生の子ども達が,12日の木曜日に行いました。藁と籾に分ける作業です。昔ながらの『足踏み脱穀機』で行いました。最近は機械化が進んでコンバインで刈り取りと脱穀を一度にしますが,ひばりの里の田んぼは,手作業にこだわっています。
 勢いよく回る足踏み脱穀機に,籾が飛び散らないように段ボールで覆いをして作業しました。しかし,中には,覆いからも飛び出す籾もあるので,手空きの子ども達は,手で集めてくれていました。
 バケツに5杯ほど取れましたが,残念なことに中身が入っていない籾や,カメムシに荒らされたものもあって,昨年よりも少ない量でした。無農薬にもこだわった米作りなので仕方がないと思うのですが,改めて米作りの難しさを感じました。米作りに携わってくださる農業を営む方々に改めて感謝しました。そろそろ新米が出てくる季節です。
 今年の『ひばり米』で,いくつのおにぎりができるのでしょうか。不安と期待でいっぱいの3年生でした。