校長室の窓から

大切にする心

 昨年のことになりますが,12月19日にPTAリュースフェスタが行われました。今年度4月から制服や体操服,マフラー,コートなどのリユース品の寄付を卒業生や在校生から受け付けていました。会員厚生委員会の委員の皆様が不定期で集まり,検品や分類整理の作業を積み重ねていただいてリュースフェスタを開くことができました。
 大切に使ったものでまだ使えるものを提供していただいて,次の世代に引き継ぐことは,ものを大切にする心はもちろんのこと,「どうぞお使いください」の親切な心をも感じられるとても有意義な取り組みだと思います。
 私たちがよく耳にして,実際に使うことが多い「もったいない」という言葉やその思いは,日本の国に住む祖先から受け継いできた伝統的な心です。大量生産,大量消費の時代から,環境保護へと変化していく地球で,これからも大切にしていかなければならない考えだと思いました。
 遅ればせながら,ご参加くださった皆様とお世話いただいた委員の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
 また,これも年末のことですが,3年生がひばりの里で刈り取ったお米を炊いて玄米のおにぎりを作り,子ども達がお手紙とともに届けてくれました。もちろん美味しくいただきました。母によく言われてきた『一粒のご飯も残さずに』味わいました。ごちそうさまでした。