校長室の窓から

たらいとせんたく板

 昔の暮らしを学習している3年生は,資料館に見学に行ったり,学校に残っている昔の道具を触ってみたり,教科書や教師が作った資料にのっている写真で確認したりして学習を進めています。約100年前くらいの時代を『昔』ととらえていますので,子ども達の曾祖父母の子どもの頃といえるかも知れません。
 前もって廊下を乾拭きして汚れたぞうきんを,たらいに張った水に洗濯板を使って手で洗いました。石けんは,固形石けんを使います。冬に冷たい水で手洗いしないといけない洗濯は,つらい仕事だということが分かったようでした。洗濯ばさみで外に干しましたが,乾くのにも時間がかかることや,同じ低い姿勢での作業は,身体が痛くなることなども分かった子ども達もいたようでした。体験することが,学びを深めることになるということを改めて感じました。