卒業式には，卒業生に紅白饅頭を渡してお祝いしました。入学式もお祝いなので紅白饅頭を入学生に渡すと良いのですが，雲雀丘学園小学校では，ベゴニアのバスケットを渡しています。ベゴニアは，大きめの鉢植えに植え替えてお世話をすると株が広がり，たくさんの花が秋頃まで楽しめます。
　私が若かった頃に先輩の先生に尋ねますと，「お饅頭は食べたら終わりですが，お花は，お世話をしっかりとするとたくさん花を咲かせるので，1年生には，自分でお世話をして長く楽しんでもらいたい。」という思いからベゴニアを渡すようになったと聞きました。　私は，なるほどと思いましたが，子どもにとっては，お饅頭の方が嬉しかったのではないかと感じたのも正直な気持ちでした。ただ，今は，たくさん美味しいお菓子がありますから，お饅頭は特にあまり嬉しくないのかと思いました。『花より団子』ならぬ『饅頭より花』なのかなぁと思いました。
　明日から，頑張って登校する1年生を全校で応援したいと思います。