校長室の窓から

パレットに10えんだまをつくる

 初めて絵の具を使う1年生は,注文した絵の具セットを夏休み明けに受け取って,お家で名前を書いてもらい,嬉しそうに学校に持ってきていました。 どんな学習になるのかなと思い,図工の教室に見学に行きました。
 まっさらのの道具を机に広げて,水入れやパレット,筆,絵の具チューブ,筆を拭くぞうきんなど置き場所を決めて始まりました。
 「パレットのこの場所に赤色で10円玉を作ります。」と教師は指示を出しています。10円玉とは,10円玉くらいの大きさの円をパレットにのせるという意味で,絵の具を広げすぎないようにする工夫だそうです。広げすぎずにのせると色を混ぜるときに調整がしやすいこともあります。筆の使い方や洗い方,拭き方など絵の具の基礎を実際に絵を描きながら学んでいくのです。