校長室の窓から

くっきりはっきり

 今年の中秋の名月は,9月17日でしたので,昨晩は,観望会が行われました。中秋の名月をめでる習慣は,古くは,平安時代から始まったと言われています。日本では中秋の名月は農業の行事と結びつき,「芋名月」などと呼ばれることもあります。(昨日の『心まにまに』参照)
 中秋の名月と満月は同じ日が多かったのですが,今年は9月17日が中秋の名月,翌18日が満月になるということで日付が1日ずれています。満月の時刻は、9月18日11時34分ですから,真っ昼間なので見えませんね。
 いずれにしても,昨晩は,肉眼でもきれいな月が見えました。『うさぎ』もくっきりと見えました。私も屋上で月を眺めて楽しみました。初秋の夜風が少し涼しく,気持ちの良い観望会ができました。私達も毎日忙しい日々を過ごしていますが,時折,古の人々のように夜空の月を眺める余裕も必要だなと思いました。

     

PS. 「次の夜から 欠ける満月より 十四番目の月が 一番好き♪」 と歌っていた歌手のことを思い出しました。この歌手と歌がお分かりの方は,昭和の時代に少年少 女時代を経験された方でしょうか。当ブログの内容とは直接関係ありませんが。