校長室の窓から

八十九番目の手間

 お米作りには,『米』という漢字を分解して昔から『八十八』の手間がかかると言われています。私達の主食として支えてくれたお米とそれを作る農業に関わる人々への感謝の気持ちも込められていると考えられます。
 10月7日の雨の止み間の午前中に,3年生が稲刈りをしてくれました。鎌を使う作業でしたので,保護者のボランティアを募りますと,10人を超える皆さんが子ども達の作業のお手伝いしてくださいました。おかげさまで,雨が降り出す前に無事に終わりました。 鎌で稲を刈ることも難しいのですが,刈り取った稲を干すための稲架(はさ)掛けのために束をしっかりと結ばなくてはなりません。その作業もお手伝いくださいました。
 保護者の皆様の『八十九』番目のお手間により,今年も無事に収穫ができました。お忙しい中,ご協力くださりありがとうございました。