校長室の窓から

かけ足朝会 始めています(震災30年の朝に)

 阪神淡路大震災から30年目の朝を迎えました。当時,大きな地震のわりには,幸い,学校の被害はほとんどなかった雲雀丘学園小学校でしたが,その時のことを思い出しながら,静かに過ごしました。
 今日は,地震を想定した避難訓練をして,備蓄品の乾パンと水を持ち帰ります。また,当時の様子を学ぶ学習も数日前から各クラスで行われています。
 子ども達はもちろんのこと,震災を知らない教師が次第に多くなっていくことは仕方がないことなのですが,自然災害に備えることや災害に遭った時に命を守るための方法,そして,お互いに助け合うことなどは,折に触れて学ばなければなりません。次の世代への語り継ぎが大切になるでしょう。
 今朝は,高学年のかけ足朝会が行われました。2月10日の子どもマラソン大会に向けて,体育の時間だけではなく,朝会の時間も使いながらしっかりと練習しています。時々,私も子ども達と一緒に走っています。「校長先生は,走れるの?」とびっくりされるのですが,まだまだ,大丈夫です。寒い朝に息を弾ませて子ども達と共に長距離を走ると気持ちがすっきりすることが分かります。