校長室の窓から

じしゃくのふしぎ

 本年度の最後の研究授業が行われました。3年生の理科の授業で,単元は『じしゃくのふしぎ』です。
 3年生から始まった理科の授業ですが,理科室に移動して学ぶのも初めてになります。生き物や植物,電気や磁石,光の学習など多くの自然現象や物理について学ぶ第一歩となります。
 中でも磁石の学習は,幼い頃から触れている身近な材料だけに性質について学んでいると知っていることが多いものです。様々な実験をした後で,性質をまとめて学習課題に取り組みました。その課題は,「磁石からはずした鉄は磁石になったのか。」 です。クリップが磁石につながっているところから,磁石をはずしてもクリップがくっついている現象をとらえて課題解決のための実験方法を考えていました。
 タブレットで計画書を作っている様子を参観しました。一人で考えるところと,相談して決めるところ,友達の考えを聞くところと場面を分けて学習していました。意欲的に学習する子ども達が多かったのが印象的でした。