校長室の窓から

花曇りの入学式

 138名の81回生が元気に入学してきました。桜の花もなんとか子ども達を待ってくれていました。また,チューリップの花も満開です。
 6年生が,新入生を優しく丁寧に案内してくれている光景も本校の伝統です。2年生の呼びかけは,昨年度3月から練習を重ねて,新入生を迎える式に元気と和やかさを添えてくれました。
 学校行事のお祝いには,紅白まんじゅうと昔から決まっているのですが,雲雀丘の入学式は,ベゴニアの花を記念に渡しています。食べたら終わりのおまんじゅうより,長く楽しめる鉢植えの花となった経緯については,詳しくは聞いていないのですが,近隣に植木農家や販売店が多い雲雀丘の地域性も関係しているのではないかと思います。
 初代校長の土井信男先生が,植物学を修められた理科の教師であったことも関係しているのかもしれません。
 いずれにしても,入学した子ども達が,小学校でたくさんのことを学んでいくように,しっかりとお世話をして,たくさんの花を咲かせてくれれば嬉しいです。