心まにまに

はじめての…

「小学校生活初めての○○」を、1年生はいくつ経験したのでしょう。

 

初めての一人での通学、 

初めてのお勉強、

初めてのお弁当、 

初めての宿題、

初めてのお友だち、 

初めての係の仕事…。

初めての運動会は残念ながら延期となりましたが、1年生には、まだたくさんの「初めて」が待っています。

 

そう、先日、ある1年生の男の子が口を横いっぱいに広げて「イ~ッ!」っとしてきました。

何だろう?と思っていると口の中を指さして

「ほら、ここ! はじめて歯がぬけたの! ずっと、ぬけなかったんだけどね~。」

と嬉しそうに教えてくれました。

 

そうかぁ、そういう初めてもありました。

子どもの頃、歯が抜けそうで抜けず、何とも痛痒かった感覚を思い出しました。

その感覚も、この子には初めてだったのですね。

 

さて、明日は1年生が「小学校生活初めてのテスト」に挑むそうです。

挑む、と言っても、1年生はこちらが思うほどの気負いもなく、「テストって、どんなことをするのかなぁ?」と楽しみにしていると思います。

テスト前の勉強もたしかに大切ではありますが、日々、毎日の復習ができていれば大丈夫でしょう。とにかく、初めてのことに楽しんで取り組む! それが子どもには大事なことです。

 

「テストが楽しみ!」という子は、だんだんと少なくなっていくと思いますが、テストがおうちの方の「お小言のきっかけ」にならないようにお願いしますね。

ただ、テストのお直しをなまけているとき、いい加減にしているときは、ご家庭でもしっかりとお話をしてください。なぜ、テストをするのかということを。


1年生の保護者のみなさん、『初めての、わが子のテスト』を大切に…。

初めが肝心です。