心まにまに
2021/05/24
はじめての…
「小学校生活初めての○○」を、1年生はいくつ経験したのでしょう。
初めての一人での通学、
初めてのお勉強、
初めてのお弁当、
初めての宿題、
初めてのお友だち、
初めての係の仕事…。
初めての運動会は残念ながら延期となりましたが、1年生には、まだたくさんの「初めて」が待っています。
そう、先日、ある1年生の男の子が口を横いっぱいに広げて「イ~ッ!」っとしてきました。
何だろう?と思っていると口の中を指さして
「ほら、ここ! はじめて歯がぬけたの! ずっと、ぬけなかったんだけどね~。」
と嬉しそうに教えてくれました。
そうかぁ、そういう初めてもありました。
子どもの頃、歯が抜けそうで抜けず、何とも痛痒かった感覚を思い出しました。
その感覚も、この子には初めてだったのですね。
さて、明日は1年生が「小学校生活初めてのテスト」に挑むそうです。
挑む、と言っても、1年生はこちらが思うほどの気負いもなく、「テストって、どんなことをするのかなぁ?」と楽しみにしていると思います。
テスト前の勉強もたしかに大切ではありますが、日々、毎日の復習ができていれば大丈夫でしょう。とにかく、初めてのことに楽しんで取り組む! それが子どもには大事なことです。
「テストが楽しみ!」という子は、だんだんと少なくなっていくと思いますが、テストがおうちの方の「お小言のきっかけ」にならないようにお願いしますね。
ただ、テストのお直しをなまけているとき、いい加減にしているときは、ご家庭でもしっかりとお話をしてください。なぜ、テストをするのかということを。
1年生の保護者のみなさん、『初めての、わが子のテスト』を大切に…。
初めが肝心です。