心まにまに

マンモスなのです。

私は大阪市内の公立小学校に通学していました。

 

大阪市内では珍しく、『分校』がある小学校でした。

分校といっても、本校とは一般道路をはさんだ真向かいにあるため、別棟と呼ぶほうがしっくりくるかもしれません。

 

1・2・4・6年生は本校に、3・5年生は分校に教室がありました。

職員室も、保健室も、給食室も、運動場も、学校生活に必要な施設は全て別々です。

ただ、始業式や終業式、普段の全校朝会には、全員が本校の運動場に集まりました。

全校朝会の朝、3・5年生は本校への移動時間を考えて登校したものでした。

 

現在も1200人ほどの児童が在籍しているようですが、私の在籍時はもう少し多かったはずです。

でも、不思議と「学校が狭い」と感じるようなことはありませんでした。

たくさんの友だちと過ごすことが楽しかった、という思い出しかありません。

 


さて、雲雀丘学園小学校の話です。

日本私立小学校連合会に加盟している私立小学校は、全国に235校あります(令和2年度調査)。

このうち、児童数が800人を超える私立小学校は3校しかありません。

東京都内と大阪府内に1校ずつ、そして、もう1校が雲雀丘学園小学校です。

 

本校は私立小学校としてはマンモス校なのです。

それにしては、運動場がとくに広いわけではありませんね。

子どもたちは、それをどう感じているのでしょう?

子どもの頃の私と同じように気にしていないのでしょうか? それとも…。

 

いずれにしても、今日も子どもたちは大勢の仲間と元気に過ごしています。